レトロソニック コーラスアンサンブル
RETRO SONIC "CHORUS ENSEMBLE"
唯一持っているコーラスエフェクター"ELECTRO-HARMONIX Small Clone"から卒業しようと、コーラスエフェクターを探しはじめる。
覚えてるだけでも、
・Retro-Sonic/Chorus Stereo ※現行
・STRYMON/Ola Chorus
・tc electronic/CORONA CHORUS
・Shin-ei/Shin-ei Vibe 2 CHORUS/VIBRATO
・WALRUS AUDIO/Julianna
・MXR/EVH 5150 Chorus
・Seymour Duncan/Catalina
などを試奏し、
YouTubeでも、
・Suhr/ALEXA
・BOSS/MD-500
・Roger Mayer/Voodoo Vibe
・Triungulo Lab/chorus ensemble
あたりも幾つかの動画を比較した。
そもそも"ELECTRO-HARMONIX Small Clone"に不満があって探し始めた訳じゃなく、むしろSmall Cloneは相当好きなので、店ではSmall Cloneと比較して試奏をしていた。
Ola Chorus、ALEXAは音がキレイすぎで全く好になれず(どうやらSTRYMONは確実に好きになれないみたい)、他は揺れ方の幅や出力の強弱的に好きになれなかった。
この、RETRO SONIC "CHORUS ENSEMBLE、
CHORUS ENSEMBLE(mono)→CHORUS (mono)→CHORUS (stereo)
とマイナーチェンジしているのだが、現行のCHORUSとはかなり違う印象。
現行のものは、現代的で煌びやかな音でエフェクトのかかり方や、揺れのレンジも素晴らしいのだが、この初期のものの方がwarmでヴィンテージ感がある、結構、キャラが違った様に思う。
見た目も、自分はこの初期のものの方が好きだ。ダイレクトにCHORUS ENSEMBLEと書いているのも素晴らしい。
後に、BOSS CE-1も手に入れたり他のCE-1クローンペダルも所有するのだが、このCHORUS ENSEMBLEが一番CE-1に近いのではないか。
ストラトキャスター ソニックブルー
"STRATOCASTER -SONIC BLUE-"
FENDER AMERICAN STANDARD STRATOCASTERをリフィニッシュし、ピックガードを制作した。
元々はこの色
最初に、ピックガードを1plyの白で作成したものがこれ
ボディを暗めのソニックブルーにしていればよくなったのかもしれないが、淡い色にしてしまった為、ファンシーな感じになってしまった。
そして、ピックガードが強めのホワイトの為、ボディが少しグリーンぽく見えてしまう、薄いサーフグリーンといったところか。
この感じがどうしても好きになれず、新たに濃い目のミントグリーンのピックガードを制作したところ、最高の仕上がりになった。
暗い場所だとブルーが際立つ。
ピックガードの濃さと、ネックが暗いローズなので、レトロさを感じる。
ボディカラーを選定する時、所有するアメスペのソニックブルーのストラトキャスターをサンプルにしたのだが、後から、その色が淡めだったことを知る。
結果よかったのだが、きっと、60年代のフェンダーのソニックブルーのギターはもっと濃い(だいぶ濃い)色だった筈、このボディの色はどちらかというと色褪せてきた後のソニックブルーの感じなのだろう。
光のあたり具合で、ボディが白っぽく見える。
これから、傷つき風合いがでてくるのが楽しみだ。
アメリカンスタンダード ストラトキャスター
"FENDER AMERICAN STANDARD STRATOCASTER"
通称アメスタのストラトキャスターは1986に生産が開始され2017年に生産完了しているが、マイナーチェンジをしている為、年代によって異なるギターだと言えるだろう。
このギターのシリアルナンバーをフェンダーのページで調べると、
N9+ 5 or 6 digits
1999年製ということがわかる。
このギターと、最終的に生産されていたアメスタのストラトキャスターとを何点か比較すると、
■ピックアップ→American Strat Single-Coil Pickups(おそらく)
最終的には"Fat '50s"、2008年頃までは、"American Strat Single-Coil Pickups"だったことはわかるが、1999年がどうだったか正確にわかる情報が見当たらない。
■ネック→モダンCシェイプ(おそらく)
調べてもわからないが、握った感じはおそらくそうだろう感じる。
もしかしたら呼び名は違ったんじゃないか。
■サドル→ベント・サドルではなくブロックサドル
これだけは見ての通り間違いなく、そして、かなり大きな特徴だろう。
伝統的なベント・サドルから、サスティンを得る為に開発されたであろうブロックサドル。
最終的にベント・サドルに戻っているということは、あくまでスタンダードという名のシリーズでありたかったからか。
ブロックサドルは、現在ではウルトラシリーズなど先進的なモデルに搭載されている。
音はというと、20年経ってエイジングされているからか、ヴィンテージよりの音がする。
"より"というのはヴィンテージというにはまだ若いが、新しいギターのピカピカな音とは違う、配線が埃がかった様な、少しくたびれた様な、でも、軽快に響く様な、そんな系統の音がするのは、やはり20年のエイジングの効果なのかなと思う。
そして、バラつきが少なく、ベルサウンドといえる鳴り方をする。
カラーは、おそらくオリンピックホワイトだと思うが、ほぼ、黄色といえるところまで変色してしまっている。
ストラトキャスターの理想の1本にカスタマイズする為のベースとして、アメスタがベストだと判断して中古で手に入れた。
リフィニッシュやパーツの変更など、今後、かなりカスタマイズすると思う。
ストラトキャスター 弾き比べ
"AMERICAN ORIGINAL '50S STRATOCASTER"
"AMERICAN ORIGINAL '60S STRATOCASTER"
"AMERICAN PROFESSIONAL STRATOCASTER"
を弾き比べる。
[サウンド]
ORIGINAL '50SとORIGINAL '60Sは、音が太く、自分の想像するストラトキャスターの音ではなかった。
AMERICAN PROFESSIONALは、一度弾いたことがあって、素晴らしい音だなと思っていたのだが、やはり素晴らしい音だった。
その時は、PLAYER STRATOCASTERとの弾き比べだったが、当然のことかもしれないが、AMERICAN PROFESSIONALの方がはるかに音がよかった。
音がよかった、とゆうのはストラトにおいて自分の中では、"ベルサウンドかどうか"が一番の基準になっている。
AMERICAN SPECIAL STRATOCASTERを弾いた時に自分が感じた音の太さ、を'50Sと'60Sには感じた。
自分の理想のストラトサウンドからするとそこはマイナスに働く。
ただ、もちろん音作り次第ではあるのだが。
例えば、ツインリバーブでブライトオンにすれば、ベルサウンドにはなる。
ゆっくりと弾き比べたわけではないが、自分の中では、
アメプロ>プレイヤー>50s&60s&アメスタ
となる。
価格に比例した順位にはならない。
PLAYER STRATOCASTERはかなりいいギターだと思う。
[ネックの握り心地]
ORIGINAL '50S ["Soft V”ネックシェイプ] →かなり太い(というか厚い?)
ORIGINAL '60S ["60s C”ネックシェイプ] →'50Sよりは細いが太い
AMERICAN PROFESSIONAL ["Deep C"ネックシェイプ] →少し太いが快適
AMERICAN SPECIAL ["モダンC"ネックシェイプ]→快適
PLAYER STRATOCASTER ["モダンC"ネックシェイプ] →快適(アメスペより快適に感じる)
この様に感じた。
ORIGINAL '50S の"Soft V ネックシェイプ"はさすがに太すぎで自分には合わなかった。
"モダンC ネックシェイプ"は本当に快適だ。
PLAYER STRATOCASTERを弾いた後に、所有しているAMERICAN PROFESSIONAL JAZZMASTERを弾くと非常にストレスを感じ、PLAYER STRATOCASTERに持ち替えてしまう。
自ずとPLAYER STRATOCASTERの出番が多くなる。
ストラトキャスターのサウンドにハマっているというのもあるのだが。
[カラー/塗装]
いずれ、自分はどうしてもラッカー塗装のストラトキャスターが欲しいと思っている。
見た目も音も経年変化を楽しみたいから。
エイジングを考えると、なるべく早く手に入れたいのだが、現在手に入るのは、レフティだと今回弾き比べた(現物に触れた)、AMERICAN ORIGINALの'50S ホワイトブロンドとAMERICAN ORIGINALの'60S オリンピックホワイトしかない。
AMERICAN ORIGINALの'50S ホワイトブロンドに関しては、フェンダー公式ページだと色味がわかり辛く、様々なページを見ても中々色味が分かりづらい。
実際見て何色かと聞かれたら自分はピンクと答えるだろう。
塗装が薄く、木目がだいぶ透けて見える。
AMERICAN ORIGINALの'60S はオリンピックホワイトも厚塗りだし、ミントグリーンのピッグガードもいいのだが、決め手にかける。
AMERICAN PROFESSIONALは音はいいんだけどウレタンだし。
[最後に]
人生最後のストラトを手に入れたい。
できることなら
・21フレット
・ブリッジ6点留め
・メイプル指板
・ヴィンテージタイプのペグ
・厚塗りのラッカー塗装
・カラーは、オリンピックホワイトじゃない白かグレーとかソニックブルーとか
・カラーにもよるがピッグガードはミントとか
がいいな。
ないか。
ヴィンテージでもいいんだけど、きっと新品が古くなる方が楽しいはず。
フェンダーのラインナップはかなり入れ替わりがあるので、BESTな1本が出てくるのを待とう。
ALL エフェクター
"effects unit"
所有しているエフェクターペダルを並べてみた。
(手前左から)
electro harmonics"Big Muff"
Orange "Fur Coat"
emma"Reeza FRATzitz"
Suhr"IKEBE ORIGINAL GANRYU-JIMA Eclipse"
Suhr"Eclipse"Galaxy
CARL MARTIN"Blue Ranger"
BOSS"OD3"
Marshall"SHRED MASTER"
(中央左から)
electro harmonics"SMALL CLONE"
Maxon"FRANGER"
MXR"reverb"
JHS Pedals"Unicorn V2"
BOSS"DD5"
DOD"RUBBERNECK ANALOG DELAY"
strymon"TIME LINE"
(奥左から)
DIGITECH"WHAMMY"
Xotic"XW-1"
Shin's Music"Baby PERFECT Volume Hybrid"
MXR"TEN BAND EQ"
プレイヤー ストラトキャスター
"FENDER PLAYER STRATOCASTER"
2018年より販売開始した、FENDERメキシコエンセナダ工場で作られているビギナー向けシリーズ、"プレイヤーシリーズ"のストラトキャスター。
価格は、とても安い。
と言っても、中学生の様なビギナーに買える(親に買ってもらえる)のかはわからないが。
もし、買ってもらえたとしたらとてもラッキーだろう。
コスパがいいギター、と言ってしまえばそれまでだが、それだけではなく、このシリーズはギターとして非常に素晴らしくできていると思う。
自分がこのギターを選んだ理由は2つ、
・弾きやすさ
・カラー
だった。
実際に、American Professional Stratocasterも弾き比べたが、Player Stratocasterの方が弦高や握った感覚が、さすがビギナー用な感じで、弾きやすかった。
もちろん、音は、American Professional Stratocasterの方が断然よかったのだけれど。
とはいえ、ダメな音かというと全くそうではない。
Player Stratocasterは、確実に"ストラトキャスターの音"がだせる。
なんなら、自分が所有しているAmerican Special Stratocasterよりも、自分がイメージしているストラトキャスターの音がした。
(現行のストラトキャスターは、意図して少しパワフルに鳴る様に作られているのかな。)
Player Stratocasterの音は、細めでパワーがない。
だが、確実に"ベルサウンド"ではある。
自分が求めていたのはそういうストラトキャスターだったので、このシリーズを買ってよかったと思う。
ただ、一つ、見た目重視の自分としては、2点留めのブリッジと22フレットは好きじゃないのと、ペグはこのタイプではなく、ヴィンテージタイプがよかった。(ブリッジは6点留め、フレットは21フレットがよかった。)
まぁ、このシリーズのことを考えると、100パー2点留めブリッジ/22フレットになるってことでしかないんだけど。
このギターのカラー"Polar White"とはどんな色なのか、Olympic Whiteのプレシジョンベースと比べてみる。
Polar Whiteは、クラシカルな印象は皆無で、経年変化でよくなるのかもわからない。
ビギナー用ということもあってか、色としてはPOPな印象を受ける。
でも、自分は、この色が欲しかった。
ストラトの中でも、Playerシリーズを選んだのは、この色によるところが大きい。
この、家電や洗面台の陶器のシンクの様な色のホワイトが、傷つき、色あせて、どうなっていくのかを見ていくのが楽しみだ。
このギター、とにかく弾いていて楽しい。
高価でもないから、イージーに持ち歩けるし、今後パーツを交換してもいい。
こうして、ストラトの世界にハマっていくのだろう。
[SPEC]
■BODY
+Body Material→Alder
+Body Finish→Gloss Polyester
+Color→Polar White
■NECK
+Neck Material→Maple
+Neck Finish→Satin Urethane Finish on Back of Neck with Gloss Urethane Headstock Face
+Neck Shape→Modern "C"
+Scale Length→25.5" (648 mm)
+Fingerboard Radius→9.5" (241 mm)
+Number of Frets→22
+Fret Size→Medium Jumbo
+Nut Material→Synthetic Bone
+Nut Width→1.650" (42 mm)
+Position Inlays→Black Dots
+Truss Rod→Standard
+Truss Rod Nut→3/16" Hex Adjustment
■ELECTRONICS
+Pickup→Player Series Alnico 5 Strat® Single-Coil
+Controls→Master Volume, Tone 1. (Neck/Middle Pickups), Tone 2. (Bridge Pickup)
+Switching→5-Position Blade: Position 1. Bridge Pickup, Position 2. Bridge and Middle Pickup, Position 3. Middle Pickup, Position 4. Middle and Neck Pickup, Position 5. Neck Pickup
+Configuration→SSS
■HARDWARE
+Bridge→2-Point Synchronized Tremolo with Bent Steel Saddles
+Hardware Finish→Nickel/Chrome
+Tuning Machines→Standard Cast/Sealed
+Pickguard→3-Ply Parchment
+Control Knobs→Parchment Plastic
+Switch Tip→Parchment
+Neck Plate→4-Bolt "F" Stamped
■OTHER
+Weight→3.59kg